<Tooth-Dev FAQ集> 
2002.11.05.版

◆1.添付の際の留意事項

●画像サイズ:画像のファイルサイズはピクセル×ピクセルで決まります.コンピュータ上で画像を見てもらうのが目的なら,800×600もしくは1024×768 のサイズを基本に考えると良いでしょう.これ以上大きな画像はモニターの画面をはみ出してしまうので見難くなります.

●ファイル形式:圧縮率の高いjpg を使い,なるべく高圧縮にしてファイルサイズを小さくするのが良いでしょう.実際に自分の目で確認して圧縮率を決めてください.たとえば、画像の挿入された文章などでは pdf ファイルが有効ですが,画像単独であればjpg とサイズは変わりません.ただし、pdf の場合は,ファイルの書き込み禁止・印刷禁止をして二次利用を防ぐ等,ファイルにセキュリティーを付与することが出来るというメリットがあります.

(大島勇人 02/08/23)

◆2.画像サイズと解像度について
●Photoshop で画像を扱うとき:画像サイズ(画素数)と画像解像度という2つの概念を理解することが必要です.例えば,フラットベットスキャナで画像を取り込む際には必ず取り込み解像度というのが指定できるはずです.300dpiというのは1インチあたり300 ピクセルの解像度という意味です.300dpiで取り込んだ画像を300dpiのプリンタで印刷すれば,取り込むサイズと同サイズの画像を出力出来ますが,600dpiのプリンタで出力するとどうなるでしょうか?面積にして半分の大きさの画像になってしまいます.要するに,コンピュータ上での画像というのはすべてピクセル(画素)の集まりなのです.例えば800ピクセル×900ピクセルの画像は720,000ピクセル=72 万画素ということになります.400万画素のデジカメは2000ピクセル×2000 ピクセル相当の画像を取り込む能力があるということです.

●Pictrographyで画像を印刷するとき:400dpiの解像度でA4サイズの印刷する場合の最大画像サイズは3213ピクセル×4583ピクセルです.その場合,14,725,179ピクセル=約1500万画素となりますから,1500万画素の性能をもったデジカメやCCD カメラがあれば,400dpiの解像度でA4サイズの印刷が出来ることになりますが,印刷屋でも解像度は300dpi程度らしいので,用途にもよりますが,そこまでの性能の器機の必要性はさほどないことになります.

●PowerPointの画像:よく超バカでかいファイルサイズのPowerPointを扱いながら「遅い,遅い」と文句を言っている人を見かけますが,その様な人は画像サイズ(画素数)と画像解像度という概念を全く理解していないことに起因しています.PowerPointの画像については2つに分けて考えることが必要になります.リバーサルフィルムに出力する場合とPCプレゼンをする場合では全く取り扱いが異なります.

PCプレゼンの場合は,液晶プロジェクタやDLP プロジェクタの画像解像度がXGA(1024ピクセル×768ピクセル),1枚の画像をプレゼンする場合を想定してみましょう.1024×768 の画像を取り込んだ場合と2048×1536の画像の場合では画像のQualityは全く変わらないのに,画像サイズは後者は数倍になります.要するに,1024×768 以上の画像を取り込む意味が全くないのです.また,取り込み画像のファイル形式もJpegにすること(圧縮率は標準程度)でファイルサイズを小さくすることが出来ます.組写真の場合は組んだ全体の画像が1024×768 に収まるようにレイアウトを考えればよいでしょう.

一方,フィルムに出力する場合は3000×2000程度の画像サイズにを基準に考えると良い様ですが,画像を扱うプロの人はPowerPointは画像が劣化するのでPhotoshop からフィルムに出力するそうです.インクジェットプリンタに出力する際も,WordやPowerPointで出力するものより,Photoshop で出力する方が断然画像が綺麗です.

以上,長々書きましたが,画像を扱う際は,その用途によってソフトや画像サイズを考慮することが必要になります.

(大島勇人 02/08/24)

◆3.Reply-to の設定 (Mac版 Eudora)
Eudoraはreply-toを含めたメールの返信の設定に関してバージョンごとに異なります。

●Eudora ProはVer. 4.2未満にはReply-toの設定が「特別」−「設定」−「日本語環境」内にデフォルトで存在してました。しかしVer 4.2以降はReply-toの設定項目が表面上は削除されました。これは大島さんのメールに合ったように、不必要にいじることを防止するためなのかもしれません。使ってみたいという方はEudora Folder内の「Extra Plugins」
フォルダ内にある「Esoteric Setting 4.3」を「Eudora Stuff」フォルダーに移し再起動してください。そうすると「特別」−「設定」内にReply-toの設定項目が現れて使えますがお勧めしません。

●最新のEudora Ver.5ではさらに面倒になり、
ftp://ftp.eudora.ne.jp/pub/eudora/macintosh/headers.hqx
をダウンロードしなければ使えないようになりました。

それで、とりあえずの対処法は小澤先生や原田さんのように自動返信アドレスを消すと言うのがてっとり早い方法のようです。ところが私はいまEudora 4.3.2を使ってますが、この「自動返信アドレス」がありません。今のところデフォルトで問題なく動いてますのでそのままにしてますが・・。

と言うわけで、対処療法ですが、皆さんメールの返信時には送信ボタンを押す前にアドレスを確認しましょう。

(藤原尚樹 01/11/16)

◆4.機種依存文字
次のような文字は機種依存文字と呼ばれ、特定のPC上でしか読めない文字です。あなたのPC上できちんと表示されていても、他の人のPC上ではそうでない場合があります。メールなどでは使わないようにしましょう。



http://www.exe.ne.jp/%7Emiho/izonmoji.html  からの転載です)

(田畑 純 02/11/10)


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