顎顔面放射線学分野・業績2014年(1月~12月)
著書・総説 Review article
1. Tanaka R, Hayashi T. Potential applications of dual energy computed tomography in dentomaxillofacial imaging. J Radiol Radiat Ther 2014;2(2):1048.
原著論文
1. 斎藤美紀子,菅原由美子,勝良剛詞,林 孝文,笹野高嗣.頭頸部癌放射線治療患者における口腔カンジダ菌種を指標とした口腔ケアの評価.日口診誌 2014;27(1):1-6.
2. Uesugi T, Kobayashi T, Hasebe R, Tanaka R, Ike M, Saito C. Effects of orthognathic surgery on pharyngeal airway and respiratory function during sleep in patients with mandibular prognathism. Int. J. Oral Maxillofac Surg 2014;43:1082-1090.
症例報告
1. Hayashi T, Tanaka R, Yamazaki M, Cheng J, Oda Y, Hayashi H, Takeishi E, Honma K, Nishiyama H. Detection of subsequent cervical lymph node metastasis in a patient with gingival carcinoma using computed tomography perfusion with a single-compartment kinetic model. Oral Radiol May 2014;30(2):186-191. DOI 10.1007/s11282-013-0153-1
2. 船山昭典,新垣 晋,加納浩之,林 孝文,朔 敬,齊藤 力.下顎骨に発症したサルコイドーシスの1例.日口外誌 2014;60(6):348-353.
3. Matsuyama J, Tanaka R, Iizawa F, Sano T, Kinoshita-Kawano S, Hayashi-Sakai S, Mitomi T. Clinical and radiographic findings and usefulness of computed tomographic assessment in two children with regional odontodysplasia. Case Report in Dentistry 2014; Article ID 764393, 5 pages, http://dx.doi.org/10.1155/2014/764393.
商業誌等
1. 勝良剛詞,曽我麻里恵,林 孝文,阿部英輔,松山 洋,山野井敬彦,木村修平.放射線口腔粘膜炎の悪化を予防するデンタルデバイス-その製作方法と臨床効果.デンタルダイアモンド 2014;6:156-160.
2. 勝良剛詞.私が目指すがん医療-専門家としての取り組み、患者さんへの思い.がんサポート 2014;138:78-79.
3. 林 孝文,池真樹子,田中 礼.歯内療法の画像診断―根尖性歯周炎のCBCT診断と診療ガイドライン―.興地隆史編,季刊歯科医療2014夏号,pp38-44,株式会社第一歯科出版,東京,2014.
特別講演・セミナー・シンポジウム・ワークショップ
1. (ワークショップ)勝良剛詞,新國 農,新垣元基,三上俊彦,丸山 智,林 孝文.口腔癌原発巣の進展度診断と再発の検出におけるCTの役割.ワークショップ1:口腔癌の画像診断―原発巣進展と再発検出における役割.第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2013年1月23-24日,札幌(札幌コンベンションセンター).
2. (ワークショップ)佐藤 徹,山城正司,八木原一博,林 孝文,柴原孝彦,丸山 智,出雲俊之.口腔表在癌の臨床診断.ワークショップ3:外科病理シリーズ「口腔表在癌の診断と治療」.第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2013年1月23-24日,札幌(札幌コンベンションセンター).
3. (シンポジウム)勝良剛詞.新潟大学医歯学総合病院のがん口腔管理~放射線治療・化学療法を中心に~.第2回 周術期等の高度医療を支える歯科医療を具体的に考えるシンポジウム,2014年1月26日,岡山(オルガホール).
4. (Invited lecture) Hayashi T. Ultrasonographic anatomy of the oral cavity:Demonstration. The 14th Congress of the European Dento-Maxillofacial Radiology, June 25-29, 2014, Cluj-Napoca, Romania (Grand Hotel Napoca).
5. (Invited lecture) Hayashi T. Pathology in the oral cavity on ultrasonography using an intraoral probe. The 14th Congress of the European Dento-Maxillofacial Radiology, June 25-29, 2014, Cluj-Napoca, Romania (Grand Hotel Napoca).
6. (シンポジウム)勝良剛詞.新潟大学医歯学総合病院における頭頸部放射線治療の口腔管理(口腔ケア)-内容・効果・課題-.第11回口腔ケア学会コンセンサスカンファレンス 放射線治療と口腔ケア,2014年6月28日,旭川(旭川市民文化会館).
7. (シンポジウム)林 孝文,池真樹子,田中 礼.歯内療法の画像診断-根尖性歯周炎のCBCT診断と診療ガイドライン.シンポジウム「新時代の歯内療法:エビデンスとアートの融和」Part 2: Current Excellence,第35回日本歯内療法学会学術大会,2014年7月12-13日,新潟市(朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター).
8. (シンポジウム)林 孝文.最小侵襲の口腔癌術前診断はどこまで可能か.シンポジウム「口腔がんの非侵襲的確定診断の可能性を探る」,第25回日本臨床口腔病理学会総会・学術大会,2014年8月27-29日,新潟市(メディアシップ日報ホール).
9. (特別講演)林 孝文.口腔画像診断の展開-エックス線から超音波まで-.日本口腔診断学会認定医委員会主催特別講演,第24回日本口腔内科学会・第27回日本口腔診断学会学術集会,2014年9月19-20日,福岡市(九州大学医学部百年講堂).
10. (セミナー)勝良剛詞.放射線口腔乾燥症のマネージメントとピロカルピン塩酸塩の可能性.ランチョンセミナー1,第24回日本口腔内科学会・第27回日本口腔診断学会学術集会,2014年9月19-20日,福岡市(九州大学医学部百年講堂).
11. (特別講演)勝良剛詞.がん治療と歯科医療.群馬県歯科医師会新潟大学歯学部同窓会学術講演会,2014年9月6日,渋川市(ホテル木暮).
12. (特別講演)西山秀昌.歯科(顎顔面領域)でのCT・MRIについて.第18回にいがた放射線技術懇話会,2014年12月6日,長岡市(パストラル長岡).
13. (セミナー)勝良剛詞.がん治療のための口腔ケア-がん看護に役立つ基礎知識-.新潟大学医歯学総合病院がん化学療法看護キャリアアップ研修会,2014年10月24日,新潟市(新潟大学医歯学総合病院)
14. (セミナー)林 孝文.頭頸部の超音波診断法 頸部リンパ節の描出法および読影法の習得(舌粘膜を含む),NPO法人日本歯科放射線学会教育研修会第23回実技研修会,2014年11月16日,名古屋市(愛知学院大学歯学部附属病院).
学会発表
1. 新垣元基,新國 農,勝良剛詞,池田順行,丸山 智,高木律男,林 孝文.舌癌筋層浸潤の評価における超音波エラストグラフィの有用性.第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2013年1月23-24日,札幌(札幌コンベンションセンター).
2.原 夕子,池田順行,小玉直樹,高木律男,大西 真,飯田明彦,齋藤太郎,堀野一人,西山秀昌,林 孝文,程じゅん,朔 敬.口蓋垂に発生した扁平上皮癌の1例.第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2013年1月23-24日,札幌(札幌コンベンションセンター).
3.小野由起子,芳澤享子,船山昭典,新垣 晋,新垣元基,西山秀昌,林 孝文,丸山 智,小林正治.TPF療法によりCRが得られた進行下顎歯肉癌の1例.第32回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2013年1月23-24日,札幌(札幌コンベンションセンター).
4. 勝良剛詞,増子正義,古川達雄,曽我麻里恵,柴崎康彦,森山雅人,小堺貴司,千葉 香,高木律男,林 孝文.同種造血幹細胞移植関連口腔粘膜炎の危険因子とsystematic oral managementの役割.第36回日本造血細胞移植学会総会,2014年3月7-9日,宜野湾市(沖縄コンベンションセンター).
5. 新國 農,林 孝文,有地淑子.硬さファントムの組織弾性評価におけるStrain Ratioとせん断弾性波伝播速度の比較検討.日本歯科放射線学会第55回総会・学術大会,2014年6月6-8日,東京(タワーホール船堀).
6. 池真樹子,堀内 悟,田中 礼,曽我麻里恵,新垣元基,小山和泉,小澤智宣,高橋信年,奥村泰彦,林 孝文.超音波検査による咽頭気道形態の評価法の検証.NPO法人日本歯科放射線学会第55回総会・学術大会,2014年6月6-8日,東京(タワーホール船堀).
7. 西山秀昌,新國 農,小山純市,池真樹子,田中 礼,中野昂史,新田見耕太,能登義幸,井浦敏彦,林 孝文.水ファントムの形状変化がCBCTのZ軸方向の濃度変化に及ぼす影響.NPO法人日本歯科放射線学会第55回総会・学術大会,2014年6月6-8日,東京(タワーホール船堀).
8. 曽我麻里恵,勝良剛詞,松山 洋,植木雄志,山崎洋大,正道隆介,林 孝文.金属修復物の散乱線による放射線粘膜炎悪化の予防を目的とした散乱線防護デンタルデバイスの効果.第38回日本頭頸部癌学会,2014年6月12-13日,東京(東京ファッションタウンビル).
9. Hayashi T, Shingaki M, Nikkuni Y, Katsura K, Maruyama S, Stegaroiu R. Significance of intraoral elastography in the evaluation of muscular invasion of tongue carcinoma. The 14th Congress of the European Dento-Maxillofacial Radiology, June 25-29, 2014, Cluj-Napoca, Romania (Grand Hotel Napoca).
10. 田中 礼,池真樹子,西山秀昌,林 孝文.デノスマブおよびスニチニブ治療中に発症した顎骨壊死の1例.NPO法人日本歯科放射線学会・第22回関東北日本合同地方会,2014年7月12日,塩尻市
11. 新國 農, 西山秀昌, 林 孝文. 片側咬筋痛における咬筋T2値差の痛みの種類による検討. 第27回日本顎関節学会総会・学術大会, 2014年7月18-20日, 福岡市(九州大学医学部百年講堂).
12. 新國 農, 西山秀昌, 黒川 亮,林 孝文. 生検後の経過観察で縮小が見られた脈瘤性骨嚢胞の1例.NPO法人日本歯科放射線学会第19回臨床画像大会および教育研修会,2014年10月31日-11月2日,岡山市(鹿田キャンパス Junko Fukutake Hall).
13. 小林太一,池真樹子,田中 礼,新垣元基,曽我麻里恵,新國 農,勝良剛詞,西山秀昌,高木律男,林 孝文.IgG4関連疾患と考えられた慢性硬化性顎下腺炎の1例.NPO法人日本歯科放射線学会第19回臨床画像大会および教育研修会,2014年10月31日-11月2日,岡山市(鹿田キャンパス Junko Fukutake Hall).
14. 田中 礼,池 真樹子,新國 農,曽我麻里恵,林 孝文.CT軟組織表示画像が急性骨髄炎の診断上有用であったstage 0 BP関連下顎骨壊死の1例.NPO法人日本歯科放射線学会第19回臨床画像大会および教育研修会,2014年10月31日-11月2日,岡山市(鹿田キャンパス Junko Fukutake Hall).
15. Hayashi T, Shingaki M, Nikkuni Y, Katsura K. Intraoral sonography for the evaluation of the depth of invasion of the tongue carcinoma using acoustic polymer gel. Educational Exhibits, 100th scientific assembly and annual meeting of RSNA, November 30-December 5, Chicago, Illinois, USA (McCormick Place).
科研費等外部資金・その他競争的資金
研究代表者:西山秀昌.自律神経系は咀嚼筋のT2値に関与するのか?.学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))万円(2014年度直接経費),2011~2014年度(直接経費合計390万円),課題番号23592761.
研究代表者:勝良剛詞.3次元線量分布解析システムを用いた金属修復物とスペーサーの線量分布への影響の解明.学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))万円(2014年度直接経費),2012~2015年度(直接経費合計380万円),課題番号24592830.
研究代表者:林 孝文.ADCT灌流画像による頸部転移リンパ節の早期診断.平成26年度新潟大学医歯学総合病院臨床研究サポート事業経費(平成26年度一般・新規分)28万円(2014年度直接経費).
学会賞
1. 新國 農.平成26年度NPO法人日本歯科放射線学会学会賞・学術奨励賞,日本歯科放射線学会第55回総会・学術大会(2014年6月6-8日,東京),受賞論文:Nikkuni Y, Nishiyama H, Hayashi T. Clinical significance of T2 mapping MRI for the evaluation of masseter muscle pain in patients with temporomandibular joint disorders. Oral Radiol 2013;29(1):50-55.
Last updated at Nobember 26, 2015
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