顎顔面放射線学分野・業績2016年(1月~12月)
原著論文
1. 中山美和,高田頌子,木瀬祥貴,西山 航,泉 雅浩,内藤宗孝,荒木章純,有地栄一郎.本学放射線・画像診断科における歯科医師臨床研修-口内法撮影技術の評価と研修に対するアンケート調査-.日歯教誌,32(1). in press
2. Ohashi Y, Ariji Y, Katsumata A, Fujita H, Nakayama M, Fukuda M, Nozawa M, Ariji E. Utilization of computer-aided detection system in diagnosing unilateral maxillary sinusitis on panoramic radiographs. Dentomaxillofac Radiol, 2016;45,20150419. doi: 10.1259/dmfr.20150419.
3. Ariji Y, Nakayama M, Nishiyama W, Nozawa M, Ariji E. Shear-wave sonoelastography for assessing masseter muscle hardness in comparison with strain sonoelastography: study with phantoms and helthy volunteers. Dentomaxillofac Radiol, 2016;45,20150251. doi: 10.1259/dmfr.20150251.
4. Katsura K, Soga M, Abe E, Matsuyama H, Aoyama H, Hayashi T. Effects of casein phosphopeptide–amorphous calcium phosphate with sodium fluoride on root surface conditions in head and neck radiotherapy patients. Oral Radiology 2016;32:105-110. DOI 10.1007/s11282-015-0218-4.
5. 坂井幸子,坂本 信,林 孝文,坂井 淳,下村-黒木淳子,梨田智子.マイクロCTによる脱落歯のミネラル密度評価-低フォスファターゼ症例への応用-.実験力学,16(2). in press
6. 曽我麻里恵,後藤早苗,田中恵子,中井恵美,千葉 香,勝良剛詞.造血幹細胞移植治療に伴う口腔粘膜炎に対するSystematic Oral Managementの有効性の後ろ向き研究.日本口腔ケア学会雑誌 2016;11:8-11.
7. Nishino K, Kohara A, Yakita A, Ochi K, Hayashi T, Takagi R, Kobayashi T, Terada K, Saito I. Three-dimensional analysis of facial changes in skeletal Class III patients following mandibular setback surgery. Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 2016;28(6):481–487.
8. 堀内 悟,小林太一,池 真樹子,田中 礼,林 孝文.超音波による舌骨の下顎頭との同時動態評価法の試み-睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置の効果判定を目指して-.歯科放射線 2016;56(2):64-69.
9. Katsura K, Utsunomiya S, Abe E, Sakai H, Kushima N, Tanabe S, Yamada T, Hayakawa T, Yamanoi Y, Kimura S, Wada S, Aoyama H, Hayashi T. A study on a dental device for the prevention of mucosal dose enhancement caused by backscatter radiation from dental alloy during external beam radiotherapy. J Radiat Res 2016;57(6):709-713.
10. Saito D, Mikami T, Oda Y, Hasebe D, Nishiyama H, Saito I, Kobayashi T. Relationships among maxillofacial morphologies, bone properties, and bone metabolic markers in patients with jaw deformities. Int J Oral Maxillofac Surg, 2016 Aug;45(8):985-91. doi: 10.1016/j.ijom.2016.02.003. Epub 2016 Mar 11.
11. Kasahara N, Tanaka R, Hayashi T, Kenmotsu S, Ohshima H. The relationship between a maxillary sinus and superior alveolar nerves and vessels demonstrated by cone-beam CT combined with m-CT and histological analyses. Anat Rec (Hoboken). 2016;299(5):669-678,
症例報告
1. Hara Y, Ikeda N, Takagi R, Horino K, Iida A, Nishiyama H, Hayashi T, Cheng J, Saku T. Basaloid squamous cell carcinoma of the uvula: Report of a case and review of the literature. J Oral Maxillofac Surg Med Pathol 2016:28(3):234-238.
2. Hayashi-Sakai S, Numa-Kinjoh N, Sakamoto M, Sakai J, Matsuyama J, Mitomi M, Sano-Asahito T, Kinoshita-Kawano S. Non-destructive evaluation of size and mineral density in exfoliated teeth with hypophosphatasia: a case report. J Clin Pediatr Dent, 2016;40(5 or 6). in press
3. Hayashi-Sakai S, Hayashi T, Sakamoto M, Sakai J, Shimomura-Kuroki J, Nishiyama H, Katsura K, Ike M, Nikkuni Y, Nakayama M, Soga M, Kobayashi T. Nondestructive microcomputed tomography evaluation of mineral density in exfoliated teeth with hypophosphatasia. Case Reports in Dentistry, Volume 2016 (2016), Article ID 4898456, http://dx.doi.org/10.1155/2016/4898456
商業誌等
1. 勝良剛詞.がんと口腔ケア Q19 頭頸部がんの放射線治療を行うにあたって,放射線治療前から治療中,治療後の一連における口腔ケアについて教えてください.続5疾病の口腔ケア プロフェッショナルな実践のための
Q&A55.pp.73-76,医歯薬出版株式会社,東京,2016.
2. 勝良剛詞.本間俊子.河野美奈子.中村早苗.頭頸部放射線療法を受ける患者へのオーラルマネジメント.岸本裕充編,がん患者のオーラルマネジメント―「きれい」だけではなく「食べる」も目指して―,がん看護,2016:21(3):336-342,南江堂,東京.
3. 林 孝文.歯科におけるエラストグラフィの臨床応用.坂本 信編,特集・歯科バイオメカニクス,非破壊検査.2016;65(4):158-162, 一般社団法人日本非破壊検査協会,東京.
4. 坂本 信,小林公一,坂井幸子,遠藤英昭.三次元歯軸の自動決定法.坂本 信編,特集・歯科バイオメカニクス,非破壊検査.2016;65(4):163-168, 一般社団法人日本非破壊検査協会,東京.
5. 勝良剛詞.頭頸部放射線治療の歯科支持療法.がん患者の口腔マネージメントテキスト-看護師がお口のことで困ったら-.pp.138-150,文光堂,東京,2016.
6. 林 孝文.歯科医学生への放射線学教育と防護.第37回「医療放射線の安全利用」フォーラム:歯科領域の医療放射線の利用と防護.第II部 パネルディスカッション.医療放射線防護.2016;75:22-24, 医療放射線防護連絡協議会,東京.
7. 林 孝文.[超音波診断各論]顎関節.特集・超音波検査ハンドブック.JOHNS (Journal of Otolaryngology, Head and Neck Surgery).2016;32(10):1469-1472,東京医学社,東京.
特別講演・シンポジウム・ワークショップ・セミナー
特別講演
シンポジウム(パネルディスカッション)
1. 林 孝文.歯科医学生への放射線学教育と防護.第37回「医療放射線の安全利用」フォーラム:歯科領域の医療放射線の利用と防護.医療放射線防護連絡協議会フォーラム,2016年2月25日,東京(首都大学東京荒川キャンパス).
ワークショップ
1. 林 孝文,小林太一,新垣元基,中山美和,新國 農,勝良剛詞.舌表在癌の画像診断を考える.ワークショップ5 表在癌を考える,第34回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会, 2016年1月21-22日, 横浜市(横浜市開港記念会館).
2. 新國 農,西山秀昌,林 孝文.口腔扁平上皮癌におけるADC値と組織学的分化度との関係. ワークショップ9 画像診断の進歩,第34回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会, 2016年1月21-22日, 横浜市(横浜市開港記念会館).
3. 林 孝文,小林太一,新垣元基,中山美和,新國 農,勝良剛詞.口腔粘膜早期癌の診断 T1・T2早期舌癌の超音波診断.第23回日本歯科医学会総会分科会プログラム,2016年10月21-23日,福岡市(福岡国際会議場).
セミナー
1. 林 孝文.口腔癌の画像診断.一般社団法人口腔腫瘍学会第5回教育研修会,2016年1月23日, 横浜市(横浜市開港記念会館).
2. 勝良剛詞.新潟大学医歯学総合病院における頭頸部放射線治療.重粒子医科学センター病院講演会,2016年1月28日,千葉市(重粒子医科学センター病院).
3. 林 孝文.卒前教育の改定について.歯科放射線学卒前教育のガイドライン策定に関する研修会,2016年3月20日,東京(日本大学歯学部)
4. 林 孝文.頭頸部の超音波診断法 頸部リンパ節・舌粘膜,NPO法人日本歯科放射線学会教育研修会第27回実技研修会,2016年11月27日,東京(昭和大学歯科病院).
学会発表
1. 西山秀昌,小林太一,新垣元基,曽我麻里恵,中山美和,新國 農,田中 礼,勝良剛詞,林 孝文.正円孔のWaters法における検出能について―RaySumを用いたCT画像との対比―.NPO法人日本歯科放射線学会第222回関東地方会,2016年1月23日,横浜市(鶴見大学).
2. 勝良剛詞,池上由美子,田中恵子,中井恵美,曽我麻里恵,中山美和,林 孝文.同種造血幹細胞移植治療における口腔ケアの現状と問題点―アンケート調査で見えてくるもの―.第38回日本造血幹細胞移植学会総会,2016年3月3-5日,名古屋市(名古屋国際会議場).
3. 坂本 信,森清友亮,小林公一,亀田 剛,坂井幸子,遠藤英昭,田邊裕治.生体内コーンビームCT画像を用いた三次元歯軸の自動決定法,日本機械学会北陸信越支部第53期総会・講演会,2016年3月5日,長野市(信州大学工学部).
4. 大貫尚志,児玉泰光,勝見祐二,西川 敦,黒川 亮,木口哲,阿部 達也,程 珺,林 孝文,高木律男.Le Fort Ⅰ型骨切り術後に生じた正中上顎骨嚢胞の1例.第70回NPO法人日本口腔科学会学術集会,2016年4月16-17日,福岡市(福岡国際会議場).
5. 小林太一,勝良剛詞,曽我麻里恵,坂井幸子,中山美和,池 真樹子,新國 農,西山秀昌,伊藤加代子,林 孝文.シェーグレン症候群の超音波診断基準に関する検討.NPO法人日本歯科放射線学会第57回学術大会・第13回定例総会,2016年6月18-19日,大阪市(大阪国際会議場).
6. 村上智子,福井忠雄,西山秀昌,林 孝文,小林正治,高木律男,齋藤 功.顔面非対称を伴う骨格性下顎前突症例における脳頭蓋底の三次元形態分析.第26回NPO法人日本顎変形症学会総会・学術大会,2016年6月24-25日,東京(学術総合センター).
7. 阿部 遼,福井忠雄,坂上 馨,林 孝文,齋藤 功.嚥下時舌機能評価における超音波断層法の有用性.第26回NPO法人日本顎変形症学会総会・学術大会,2016年6月24-25日,東京(学術総合センター).
8. 西山秀昌, 池 真樹子, 小田陽平, 林 孝文. HTML5 + JavaScript + CGI を利用した画像診断演習システム (HNImage2). 第35回日本歯科医学教育学会総会・学術大会, 2016年7月1-2日, 吹田市(大阪大学コンベンションセンター)
9.新國 農,大貫尚志,池真樹子,西山秀昌,林 孝文.歯周炎が原因と示唆され、外側翼突筋に膿瘍形成みられた1例. NPO法人日本歯科放射線学会第223回関東地方会・第36回北日本地方会第24回合同地方会,2016年7月2日,札幌(北海道大学歯学部講堂).
10. Utsunomiya S, Kushima N, Katsura K, Tanabe S, Hayakawa T, Yamada K, Sakai H, Takahashi H, Abe E, Wada S, Aoyama H. Monte Carlo calculations to establish a simple relation of backscatter dose enhancement around high-Z dental alloy to its atomic number. 58th AAPM Annual Meeting & Exhibition, July 31-August 4, 2016, Washington DC (Walter E. Washington Convention Center).
11. 新美奏恵,芳澤享子,林 孝文,小林正治.関節リウマチ患者に発症した舌難治性潰瘍の1例.第26回日本口腔内科学会・第29回日本口腔診断学会合同学術大会,2016年9月22-24日,岡山市(さん太ホール・さん太ギャラリー).
12. 西山秀昌,小林太一,坂井幸子,中山美和,新國 農,池 真樹子,林 孝文.デンタルエックス線画像と比較した歯科用コーンビームCTでの根管内容物の描出能について.NPO法人日本歯科放射線学会第21回臨床画像大会,2016年10月28-30日,東京(学術総合センター2F中会議場).
13. 池 真樹子,小林太一,黒川 亮,坂井幸子,中山美和,新國 農,西山秀昌,高木律男,林 孝文.単純CTにおいて脳底動脈の圧迫による三叉神経痛が疑われた1例.NPO法人日本歯科放射線学会第21回臨床画像大会,2016年10月28-30日,東京(学術総合センター2F中会議場).
14. 中山美和,小林太一,曽我麻里恵,坂井幸子,新國 農,池 真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.顎関節円板前方転位のCT診断.NPO法人日本歯科放射線学会第21回臨床画像大会,2016年10月28-30日,東京(学術総合センター2F中会議場).
15. Nakayama M, Kobayashi T, Soga M, Ike M, Hayashi T. The detectability of the anterior disc displacement in the temporomandibular joint on CT. The 11th Asian Congress of Oral and Maxillofacial Radiology, November 10-12, 2016, Chiang Mai, Thailand (Empress Grand Hall, Empress Convention Centre).
16. Kobayashi T, Katsura K, Nakayama M, Nikkuni Y, Ito K, Hayashi T. A study on ultrasonographic diagnosis criteria for Sjögren's syndrome. The 11th Asian Congress of Oral and Maxillofacial Radiology, November 10-12,2016, Chiang Mai, Thailand (Empress Grand Hall, Empress Convention Center).
17. 勝見祐二,児玉泰光,結城龍太郎,西川 敦,新垣元基,林 孝文,高木律男.下顎埋伏智歯周囲の骨質と骨密度が抜歯術後の知覚異常に及ぼす影響,第61回日本口腔外科学会総会・学術大会,2016年11月25-27日,千葉市(幕張メッセ).
18. 武石越郎,齋藤大輔,本間克彦,林 孝文.舌下腺に発生した多形腺腫の1例.第61回日本口腔外科学会総会・学術大会,2016年11月25-27日,千葉市(幕張メッセ).
19. 西山秀昌, 小林太一, 坂井幸子, 中山美和, 新國 農, 池 真樹子, 林 孝文. 歯科用コーンビームCTにて太く描出される根管充填剤について. 第119回新潟臨床放射線学会, 2016年12月10日, 新潟市(医学部第3講義室).
20. 曽我麻里恵,勝良剛詞,中山美和,松山 洋,中井恵美,田中恵子,塚田しげみ,林 孝文.頭頸部放射線治療後の味覚異常と口腔乾燥症の経過に関する研究.日本がん口腔支持療法学会第2回学術大会,2016年12月17-18日,静岡県駿東郡(静岡県立静岡がんセンター).
科研費等外部資金・その他競争的資金
研究代表者:勝良剛詞.3次元線量分布解析システムを用いた金属修復物とスペーサーの線量分布への影響の解明.学術研究助成基金助成金(基盤研究(C)),2012~2016年度(直接経費合計380万円),課題番号24592830.
研究代表者:坂井幸子(林 幸子).μCTによるエナメル質・象牙質MD定量解析シーズとなる新規ファントムの開発.学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))70万円(2016年度直接経費),2014~2016年度(直接経費合計290万円),課題番号26462835.
研究代表者:林 孝文.舌エコーで舌初期癌の治療戦略を変える.学術研究助成基金助成金(挑戦的萌芽研究)90万円(2016年度直接経費),2015~2017年度(直接経費合計270万円),課題番号15K15692.
研究代表者:池 真樹子.摂食嚥下障害の評価へ向けた超音波検査による顎口腔領域サルコペニア指標の確立.学術研究助成基金助成金(若手(B)),2015~2016年度,課題番号15K20383.
研究代表者:林 孝文.ADCT灌流画像による頸部転移リンパ節の早期診断.平成28年度新潟大学医歯学総合病院臨床研究サポート事業経費(平成26年度一般・継続分)15万円(2016年度直接経費).
学会賞
2015年度(第20回)日本機械学会北陸信越支部優秀講演賞.坂本 信,森清友亮,小林公一,亀田 剛,坂井幸子,遠藤英昭,田邊裕治.生体内コーンビームCT画像を用いた三次元歯軸の自動決定法,日本機械学会北陸信越支部第53期総会・講演会,2016年3月5日,長野市(信州大学工学部).
NPO法人日本歯科放射線学会優秀ポスター賞.小林太一,勝良剛詞,曽我麻里恵,坂井幸子,中山美和,池 真樹子,新國 農,西山秀昌,伊藤加代子,林 孝文.シェーグレン症候群の超音波診断基準に関する検討.NPO法人日本歯科放射線学会第57回学術大会・第13回定例総会,2016年6月18日,大阪市(大阪国際会議場).
日本顎変形症学会優秀ポスター賞.村上智子,福井忠雄,西山秀昌,林 孝文,小林正治,高木律男,齋藤 功.顔面非対称を伴う骨格性下顎前突症例における脳頭蓋底の三次元形態分析.第26回NPO法人日本顎変形症学会総会・学術大会,2016年6月24-25日,東京(学術総合センター).
Last updated at October 22, 2021
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