顎顔面放射線学分野・業績2023年(1月~12月)
著書
1. 林 孝文.口腔癌の画像診断.桐田忠昭,原田浩之[編].口腔癌(総724ページ).pp89-113,東京,医歯薬出版,2023年9月10日(第1版第1刷)ISBN: 9784263423158.
2. 林 孝文.口腔外科治療における画像診断 歯科口腔外科領域における超音波診断 最新情報.日本口腔外科学会編,一般臨床家、口腔外科医のための口腔外科ハンドマニュアル'23(総240ページ),クインテッセンス出版,東京,2023年7月,pp200-208.
Review Article・総説
1. 西山秀昌.歯学教育における人工知能(AI),機械学習および深層学習について-形式(的)情報と意味(的)情報の視点から-.新潟歯学会誌 2023;53(1):1-15.
2. Kurita H, Umeda M, Ueno T, Uzawa N, Shibuya Y, Nakamura N, Nagatsuka H, Hayashi T, Mizoguchi I, Tomihara K, Ikegami Y, Noguchi K, Takiguchi Y, Yamamoto N, Sakai H. Management of odontogenic foci of infection (dental caries, periodontal disease and odontogenic infections) in the oral functional management of patients receiving cancer treatments: Guidelines based on a systematic review. Oral Sci Int 2023. DOI: https://doi.org/10.1002/osi2.1209.
3. 林 孝文.舌癌原発巣と頸部リンパ節転移の超音波診断.日口外誌 2023;69(12):536-542.
原著論文
1. Katsura K, Tanabe S, Nakano H, Sakai M, Ohta A, Kaidu M, Soga M, Kobayashi T, Takamura M, Hayashi T. The relationship between the contouring time of the metal artifacts area and metal artifacts in head and neck radiotherapy. Tomography 2023;9(1):98-104.
2. Hayashi-Sakai S, Kobayashi T, Hayashi T, Shimomura-Kuroki J, Sakai J, Sakamoto M. Visual evaluation for the elasticity of suprahyoid muscles using sonographic elastography during tongue pressure measurement: A pilot study. Biomed Mater Eng 2023;34(2):159-168. doi:10.3233/BME-221414.
3. Tanaka R, Lau K, Yeung AW, Leung WK, Hayashi T, Bornstein MM, Tonetti MS, Pelekos G. Diagnostic application of intraoral ultrasonography to assess furcation involvement in mandibular first molars. Dentomaxillofac Radiol. 2023 May 12;20230027. doi: 10.1259/dmfr.20230027.
4. Yoshida K, Watanabe S, Hoshino N, Pak K, Hidaka N, Konno N, Nakai N, Ando C, Yabuki T, Suzuki N, Katsura K, Tomihara K, Toyama A. Hospital pharmacist interventions for the management of oral mucositis in patients with head and neck cancer receiving chemoradiotherapy: a multicenter, prospective cohort study. Support Care Cancer. 2023 May 3;31(5):316. doi: 10.1007/s00520-023-07784-6.
5. Takamura M, Nikkuni Y, Hayashi T, Katsura K, Nishiyama H, Yamazaki M, Maruyama S, Tanuma J. Comparing the diagnostic accuracy of ultrasonography, CT, MRI, and PET/CT in cervical lymph node metastasis of oral squamous cell carcinoma. Biomedicines 2023;11:3119. https://doi.org/10.3390/biomedicines11123119.
6. Osawa K, Nihara J, Nishiyama H, Takahashi K, Honda A, Atarashi C, Takagi R, Kobayashi T, Saito I. A three-dimensional investigation of mandibular deviation in patients with mandibular prognathism. Maxillofacial plastic and reconstructive surgery. 2023 Jan 20;45(1):4. doi: 10.1186/s40902-023-00372-y.
7. Takashima M, Arai Y, Matsuzaki N, Yamazaki Y, Nishiyama H, Nohno K, Masseter muscle cross-sectional area and late implant failure: A case-control study. Clinical implant dentistry and related research. 2023 Apr;25(2):313-320. doi: 10.1111/cid.13189.
症例報告
1. Katagiri W, Saito D, Maruyama S, Ike M, Nishiyama H, Hayashi T, Tanuma J, Kobayashi T. Masticatory muscle tendon-aponeurosis hyperplasia that was initially misdiagnosed for polymyositis: a case report and review of the literature. Maxillofac Plast Reconstr Surg. 2023 May 1;45(1):18. doi: 10.1186/s40902-023-00386-6.
2. 相澤有香, 池田順行, 永井孝宏, 齋藤夕子, 隅田賢正, 西山秀昌, 阿部達也, 冨原 圭. 多数の過剰歯と集合型歯牙腫を同時に認めた1例. 新潟歯学会雑誌 2023;53(1):25-29.
商業誌等
教育講演
1. 林 孝文.歯科における画像診断の最新情報ー特に超音波診断についてー.会津方部歯学研究会講演会,2023年10月28日,会津若松市(会津若松ワシントンホテル).
シンポジウム
1. 勝良剛詞.新潟大学で行っている頭頚部放射線治療の口腔管理.プロフェッショナルに学ぶ.日本がん口腔支持療法学 第9回学術大会, 2023年11月18日,京都市(京都府立京都学・歴彩館).
ワークショップ・セミナー・パネルディスカッション
1. 勝良剛詞.すべてのがん患者が口腔症状で困らないように~がん支持療法としての口腔ケア~.香川口腔ケアセミナー 2023年2月18日.木田郡(香川大学医学部附属病院).
2. 林 孝文,河津俊幸,竹下洋平,小林太一,髙村真貴.顎顔面頸部超音波診断ハンズオンセミナー.第77回NPO法人日本口腔科学会学術集会,2023年5月12日,岡山市(岡山コンベンションセンター).
3. 林 孝文,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池 真樹子,新國 農,勝良剛詞,西山秀昌.顎顔面口腔領域における画像診断の進歩.リフレッシュセミナー及び日本口腔科学会教育研修会,第61回日本口腔科学会北日本地方部会・第49回日本口腔外科学会北日本支部学術集会,2023年5月21日,新潟市(新潟市民プラザ).
4. 曽我麻里恵.若手が考える口腔支持療法の未来(パネルディスカッション).日本がん口腔支持療法学会第9回学術大会, 2023年11月19日,京都市(京都府立京都学・歴彩館).
学会発表
1. 勝良剛詞,髙村真貴,小林太一,新國 農,西山秀昌,林 孝文.重粒子線治療における歯科用合金の線量分布への影響.第41回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2023年1月26日-2月28日(web開催).
2. 小林太一,髙村真貴,曽我麻里恵,新國 農,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.Deep learningを用いた頸部領域リンパ節転移の超音波画像診断精度に対する検討.第41回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2023年1月26日-2月28日(web開催).
3. 木口哲郎,隅田賢正,阿部達也,林 孝文,田沼順一,冨原 圭.頸部再発に対してニボルマブを使用した若年者舌癌の1例.第41回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2023年1月26日-2月28日(web開催).
4. 羽賀健太,船山昭典,長谷部大地,佐久間英伸,齋藤大輔,新美奏恵,曽束洋平,山崎 学,田沼順一,林 孝文,小林正治.中年女性の下顎骨に認めた広範囲なエナメル上皮線維腫の1例.第41回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2023年1月26日-2月28日(web開催).
5. 船山昭典,羽賀健太,齋藤大輔,新國 農,西山秀昌,林 孝文,丸山 智,山崎 学,田沼順一,小林正治.舌下腺に生じたアミロイドーシスの1例.第77回NPO法人日本口腔科学会学術集会,2023年5月12日-13日,岡山市(岡山コンベンションセンター).
6. 勝良剛詞,曽我麻里恵,小林太一,髙村真貴,池真樹子,新國 農,西山秀昌,林 孝文.歯科用合金とマウスピースの材質の違いによる重粒子線の線量分布変化.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
7. 林 孝文,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池真樹子,新國 農,勝良剛詞,西山秀昌.CTにおける顎関節円板前方転位の診断精度の再評価.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
8. 髙村真貴,西山秀昌,新國 農,池真樹子,林 孝文.2つのコーンビームCT装置におけるガッタパーチャポイントの描出能の比較.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
9. 新國 農,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.18F-FDG PET テクスチャ解析を用いた早期口腔扁平上皮癌の組織型の評価.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
10. 新國 農,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.18F-FDG PET テクスチャ解析を用いた口腔癌における転移/非転移リンパ節の術前評価.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
11. 新國 農,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.18F-FDG PET テクスチャ解析を用いた早期口腔扁平上皮癌のリンパ節後発転移予測.NPO法人日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27日-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
12. 西山秀昌,小林太一,髙村真貴,池真樹子,新國 農,勝良剛詞,曽我麻里恵,Prakoeswa Beshlina,林 孝文.同一の結果を提示するように訓練された深層学習システムにおける内部パラメータの空間分布と安定性について.日本歯科放射線学会第63回学術大会,2023年5月27-28日,福岡市(九州大学医学部百年講堂・ハイブリッド).
13. Katsura K, Yoshida K, Yamazaki K, Soga M, Tanaka Y, Tanaka K, Shodo R, Ueki Y, Takahashi T, Kobayashi T, Ishiyama M, Kanemaru H, Hayashi T. The effect of prophylactic use of Episil oral liquid on oral mucositis in head and neck cancer patients undergoing concurrent chemoradiotherapy. The MASCC/JASCC/ISOO 2023 Annual Meeting on Supportive Care in Cancer. June 22-24, 2023. Nara (Nara Prefectural Convention Center).
14. 坂井由紀,小竹正晃,勝良剛詞,西條康夫,外山 聡.外来がん薬物療法施行患者における口腔関連有害事象「発症頻度と医療者による介入の必要性」.第8回日本がんサポーティブケア学会学術集会.2023年6月22日-24日,奈良市(奈良県コンベンションセンター).
15. 齋藤大輔,須田大介,新國 農,林 孝文,小林正治.下顎偏位を呈した片側性下顎頭過形成の1例.第36回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会,2023年7月8-9日,東京(TFTビル).
16. 新國 農,髙村真貴,小林太一,曽我麻里恵,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.口腔癌の術前造影CTにおける頸部リンパ節の転移/非転移の鑑別を目的としたradiomics解析の試み.NPO法人 日本歯科放射線学会 第236回関東地方会・第42回北日本地方会 第30回合同地方会大会,2023年8月26日,盛岡市(岩手医科大学内丸メディカルセンター).
17. 西山秀昌,小林太一,髙村真貴,池真樹子,新國 農,勝良剛詞,曽我麻里恵,Prakoeswa Beshlina,林 孝文.多義性の高いX線透過像・重積像での深層学習における内部パラメータの集約とスピングラス状態との関連性について.NPO法人日本歯科放射線学会第236回関東地方会・第42回北日本地方会・第30回合同地方会,2023年8月26日,盛岡市(岩手医科大学内丸メディカルセンター).
18. 曽我麻里恵,金丸博子,黒川 亮,山下 萌,新美奏恵,田中 裕,田中恵子,石山茉佑佳,山野井敬彦,長谷川健二,小林正治.当院の周術期口腔機能管理における口腔内装置の有効性に関連する報告.令和5年度新潟歯学会第2回例会,2023年11月4日,新潟市(新潟大学歯学部講堂).
19. 遠藤 諭,勝良剛詞,阿部達也,鈴木一郎,高田佳之.口腔底部に発生した巨大な脂肪腫の1例.令和5年度新潟歯学会第2回例会,2023年11月4日,新潟市(新潟大学歯学部講堂).
20. 児玉泰光,林 孝文,小林亮太,上野山敦士,髙村真貴,新國 農,山崎 学,田沼順一,冨原 圭,鶴巻 浩.超音波診断法を用いて周術期画像評価を行った咀嚼筋腱・腱膜過形成症の1例.第68回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会,2023年11月10日-12日,大阪市(大阪国際会議場).
21. 隅⽥賢正,児⽟泰光,⼭崎 学,⽥沼順⼀,林 孝⽂,冨原 圭.上唇に発⽣した好酸球増多を伴う硬化性粘表⽪癌の1例.第68回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会,2023年11月10日-12日,大阪市(大阪国際会議場).
22. 田中恵子,勝良剛詞,正道隆介,曽我麻里恵,曽我麻里恵,石山茉佑佳,手嶋謡子,金丸博子,田中雄介,吉田謙介,後藤早苗 .頭頸部化学放射線療法における口腔ケア用ジェル ヒノーラ®ENの口腔粘膜炎予防効果.日本がん口腔支持療法学 第9回学術大会,2023年11月18日-19日.京都市(京都府立京都学・歴彩館).
研究会発表
科研費等外部資金・その他競争的資金
研究代表者:曽我麻里恵.放射線性う蝕の発生リスク因子の特定と適正な歯科管理方法の構築.学術研究助成基金助成金(若手研究),2023~2026年度(直接経費合計350万円),課題番号23K16111.
研究代表者:小林太一.アーチファクトを低減した口腔内超音波走査用音響カップリング材の開発.学術研究助成基金助成金(若手研究),2023~2024年度(直接経費合計360万円),課題番号23K16112.
研究代表者:勝良剛詞.歯の線量に着目した放射線う蝕のリスク因子解析およびリスク予測モデルの確立.学術研究助成基金助成金(基盤(C)),2023~2026年度(直接経費合計360万円),課題番号23K09454.
研究代表者:林 孝文(研究分担者:小林太一).モバイルオーラルエコーによる舌癌深達度診断精度の多施設共同研究.学術研究助成基金助成金(基盤(C)),2021~2023年度(直接経費合計320万円),課題番号21K10064.
研究代表者:清水真弓(九州大学)(研究分担者:林 孝文).IgG4関連涙腺・唾液腺炎の診断基準への超音波診断導入のための多施設共同研究.学術研究助成基金助成金(基盤(C)),2021~2023年度,課題番号21K10075.
研究代表者:坂井幸子(日本歯科大学新潟生命歯学部)(研究分担者:林 孝文).画像工学に基づく口輪筋弾性挙動の可視化−包括的口腔機能管理ツールの創出−.学術研究助成基金助成金(基盤(C)),2021~2023年度,課題番号21K10204.
研究代表者:林 孝文.歯科用小型超音波画像診断装置の開発(J21K0060).共同研究(新潟大学・デントロケミカル),916,666円(2021年度直接経費)(2021年7月1日〜2023年8月31日).
研究代表者:勝良剛詞(研究分担者:曽我麻里恵).放射線治療後の歯槽骨密度変化と線量との関係ー硬組織定量解析による放射線顎骨壊死のリスク予測の創出を目指してー.一般社団法人日本歯科医学会連合 令和4年度研究課題,2022~2024年度(直接経費合計20万円),課題番号JDSF-FPC1-2022-01.
プロジェクトリーダー:林 孝文.クラウドファンディング「歯科医療の超音波診断が広く実施される未来を、一緒に目指しませんか?」,寄付金額5,553,000円(2023年3月6日開始・2023年4月28日成立).https://readyfor.jp/projects/dent_niigata-u2023.
研究代表者:前田健康(研究分担者:佐々木啓一,中村誠司,斎藤隆史,林 孝文).ICTを活用した歯学生の評価手法確立のための研究.令和5年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業),23IA1901.
学会賞
1. 日本口腔腫瘍学会第41回学術大会優秀ポスター賞.小林太一,髙村真貴,曽我麻里恵,新國 農,池真樹子,勝良剛詞,西山秀昌,林 孝文.Deep learningを用いた頸部領域リンパ節転移の超音波画像診断精度に対する検討.第41回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会,2023年1月26日-2月28日(web開催).
Last updated at June 18 2024.
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本ページに関する問い合わせ先:林 孝文(hayashi@dent.niigata-u.ac.jp)