「くちのかわき・味覚外来」を受診された患者様へ |
当科では、よりよい治療を提供するために、患者様のデータを解析する臨床研究を行っております。 |
研究課題名 |
くちのかわき・味覚外来(旧くちのかわき外来および味覚外来を含む)受診患者の臨床統計 |
研究実施体制 |
〈研究責任者〉 伊藤加代子 (新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科 助教) 〈研究分担者〉 ・船山さおり(新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科 医員) ・勝良剛詞 (新潟大学医歯学総合病院歯科放射線診療科 講師) ・金子 昇 (新潟大学大学院医歯学総合研究科予防歯科学分野 助教) ・濃野 要 (新潟大学医歯学総合病院予防歯科診療室 講師) ・池 真樹子(新潟大学医歯学総合病院歯科放射線診療科 助教) |
本研究の意義・目的 |
口腔乾燥感を訴える患者さんは増加していますが、専門外来を受診した患者層、口腔乾燥の原因、治療およびその転帰などに関する臨床統計は少ないのが現状です。また口腔乾燥症と味覚障害を併発している患者さんが多いですが、味覚障害に関する臨床統計もあまり報告されていません。したがって、くちのかわき・味覚外来受診患者の現状を把握し、治療転帰についての検討を行うことは、口腔乾燥および味覚障害に悩む患者さんの症状軽減に大きく寄与すると思われます。
そこで、当院くちのかわき・味覚外来を受診した患者さんを対象として、患者層、罹病期間、既往歴、服用薬剤などの基本情報、問診票、唾液検査、味覚検査、診断、治療経過などに関するデータをカルテから転記し、統計解析を行う予定です。 |
研究の方法・期間 |
対象者:新潟大学医歯学総合病院「くちのかわき外来」を2003年以降、「味覚外来」を2000年以降に受診した患者様もしくは「くちのかわき・味覚外来」受診の患者様 方 法:基本情報(年齢,性別など)、既往歴、服用薬剤、問診票、 |
本研究に参加することにより起こり得る不利益 |
本研究は、すでにカルテ等に記載してあるデータを用いた研究(後ろ向き研究)ですので、研究に参加することによる金銭的・身体的不利益は発生しません。 また、氏名や住所など患者さんの個人が特定できる情報は使用いたしません。 |
本研究終了後の対応 |
本研究の結果は、学会での発表、学会誌等での公表を行う予定です。 研究終了後、カルテ等から転記した情報は、すべてシュレッダーにて破棄します。 |
本研究に係る個人情報の保護の方法 |
データは連結可能匿名化の処理を行い、対応表は研究代表者が管理します。 データ解析はパスワードロックを行ったファイルで行い、学会や論文で発表する場合でも、患者さんの個人情報に関する内容は公表しません。 |
研究へのご参加 |
お申し出がない場合、本研究にデータを使用いたしますが、この研究に参加されるかどうかは、決して強制されるものではありません。 この臨床研究に参加されない場合でも、あるいは途中で同意を取り消された場合でも、患者さんが不利益を受けることはありません。 本研究についての不安な点や分からないこと、参加の取り消しのご希望などがありましたら、下記担当者までご連絡ください。 |
担当者 |
〒951-8520 新潟県新潟市中央区旭町通1−754 新潟大学医歯学総合病院 口腔リハビリテーション科 担当歯科医師 伊藤加代子 電話:025-227-2999 |
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