歯科再生医療産学連携会議

産学連携フォーラム

第26回産学連携フォーラム

開催日時

平成31年3月26日(火)15:30〜17:00

場 所

朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターD会場(201) ※第124回日本解剖学会総会・全国学術集会の前日の研究集会・懇話会の枠を利用します。

演 題

歯科再生医療を民間に普及させるための試み−地域再生医療コンソーシアムの活動

講師:中田 光 先生
(新潟大学医歯学総合病院 臨床研究推進センター・生命科学医療センター・遺伝医療支援センター センター長・教授)

抄 録

法律というものは、国民の活動を規制するものであるが、反面、 「ここからはやってよい」という一線を示すことで、促進するものでもある。2014年に施行された「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」は、まさにそのことを実証するような出来事だった。2016年以降、再生医療に関わる細胞製品や治験の依頼は活況を呈している。我々は2006年に病院にあった旧薬剤部の点滴詰めのための古いバイオクリーンルームを改装して、細胞プロセッシングセンターを始めたが、歯学部歯周病科、顎顔面外科が協力して110例を越す、培養骨膜シート移植による顎骨歯槽骨再生医療を実施し、全国有数の再生医療実臨床の実施病院となった。 上記の再生医療新法施行後は、民間CPCへの技術移転を目指している。歯科に限らず、第二種再生医療を今後、普及させて行くには、開業医や民間病院から民間CPCに患者の組織を送り、組織培養により、細胞加工製品を製造し、再び開業医や民間病院に戻すという仕組みが必要である。そのための取り組みを紹介していきたい。

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新潟大学大学院医歯学総合研究科硬組織形態学分野気付
歯科再生医療産学連携会議(歯科再生会議)事務局
大島勇人
電話025-227-2812
E-mail:histoman@dent.niigata-u.ac.jp

第25回産学連携フォーラム

開催日時

平成30年12月21日(金)17:00〜18:30

場 所

愛知学院大学歯学部

演 題

糖尿病性神経障害に対する再生医療―多様な作用機序より期待される有効性―

講 師

愛知学院大学歯学部内科学講座 准教授
成瀬 桂子 先生

抄 録

我が国において糖尿病および糖尿病の可能性が否定できない人は2000万人とされ,その割合は年齢とともに増加する.糖尿病治療の目標は,健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持と寿命の確保であり,そのために糖尿病合併症の発症・進展を阻止することが重要である.
糖尿病細小血管合併症のうちでも糖尿病性神経障害は,最も早期から発症し,かつ発症頻度が高い.糖尿病性神経障害は,様々な自覚症状から患者のQOLを損なうのみでなく,生命予後にも影響する重大な合併症である.一方で糖尿病性神経障害の治療法は,対症療法が主であり,進行した糖尿病性神経障害を改善させるために,より強力な治療法が求められている.糖尿病性神経障害に対する根治的治療法の開発を目的に,我々は,これまでに前駆細胞または幹細胞を用いた細胞移植療法が,糖尿病で低下した神経伝導速度,神経内血流量,表皮神経密度を改善し,糖尿病性神経障害を改善すること,また移植細胞においては歯髄幹細胞が有用であることを,モデル動物を用いて報告してきた.本講演では,歯髄幹細胞移植療法の多様な作用機序から期待される糖尿病性神経障害治療効果について考えてみたい.

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第24回産学連携フォーラム

開催日時

平成30年3月27日(金)15:30〜17:00

場 所

日本医科大学武蔵境校舎・日本獣医生命科学大学第一校舎B棟411室(〒180-0023 東京都武蔵野市境南町1-7-1)※JR中央線武蔵境駅より徒歩2分

演 題

再生医療と研究倫理題

講 師

上智大学 生命倫理研究所 特任准教授
有江文栄 先生

抄 録

 我が国では、再生医療の実現化を促進する法整備が行われ、厳格な審査体制のもと、再生医療技術の基礎研究を積み重ねながら臨床応用が行われてきている。
 再生医療技術への社会の関心や人々の期待が急速に高まってきているなか、技術の種類によっては、安全性や有効性の課題は残り、倫理的、社会的懸念も存在している。
 再生医療の特徴として、医療の対象者が難治性の疾患患者であることが多く、他に有効な治療法が無いため、患者は再生医療の持つ可能性に過剰な期待をもつ傾向にある。この技術の内容、"可能性と限界"、"リスクとベネフィット"に関すること等が人々に正しく理解されているとは言えないなかで、美容から難治性疾患の治療まで、様々な目的で再生医療技術が用いられている。
 再生医療と研究を適切にかつ安全に実施するには、規制を遵守することは勿論のこと、倫理的な視点でも十分な配慮が必要である。しかし、科学的根拠に乏しい研究や研究対象者への説明が不十分、または不適切な研究計画が申請されることも少なくはない。
 本講演では、再生医療に関する審査委員としての活動経験から、再生医療と研究倫理について生命倫理の立場からお話し、共に考えるきっかけとしたい。

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第23回産学連携フォーラム

開催日時

平成29年12月15日(金)17:00〜18:30

場 所

(株)松風研修センター(京都市東山区福稲上高松町11番地)

演 題

培養骨膜シートおよび培養骨膜細胞による歯周組織・顎骨の再生療法と今後の課題

講 師

新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食環境制御学講座 歯周診断・再建学分野 准教授
奥田 一博 先生

抄 録

 歯周病により吸収した歯槽骨や顎骨を再生させるため、患者自家由来の骨膜組織片を培養して骨膜シートを作成し、臨床応用した。このシートは、豊富な細胞外基質と重層化した細胞集団が統合した組織で、骨原性誘導によりアルカリホスファターゼ活性が大きく亢進し、石灰化沈着も促進する。マウスの皮下への移植では異所性に骨様組織が形成された。このシートを慢性歯周炎患者に投与したところ、有意に付着の獲得と歯槽骨の増加が生じた。さらに歯科インプラント前処置の歯槽骨造成について、再生骨の組織学的所見から強いアルカリホスファターゼ活性および血管と破骨細胞の誘導が示された。以上より、培養骨膜シートまたは培養骨膜細胞は、歯周組織および顎骨の再生治療の有望な生物材料であることが示唆された。本法を普及するために新潟地域再生医療コンソーシアムを設立し、開業医、企業に参加を促し地域再生医療のロールモデルの確立を目指している。

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第22回産学連携フォーラム

開催日時

平成29年6月30日(金)17:00〜18:30

場 所

愛知学院大学歯学部北館1階 第一教室

演 題

心臓外科領域の再生医療と名古屋大学心臓外科の再生医療研究

講 師

名古屋大学医学部附属病院 心臓外科 講師
成田 裕司 先生

抄 録

 循環器領域の再生医療研究は、生命の根源を担う臓器の再生を目指し、再生医療研究の黎明期から活発に行われてきた。しかし、その生命の維持に直接関わる臓器であるがゆえに、成功例の社会的インパクトが大きい一方で、有効性だけでなく、安全性が重要視され、どうしても息の長い研究となり、商業ベースに乗ることが難しく、臨床応用までに至る研究は少ないのが現状である。
 本講演では、心臓外科領域の再生医療の現状と、名古屋大学心臓外科教室での再生医療研究(ティッシュエンジニアリング技術を用いた小口径人工血管の開発、幹細胞エクソソームを用いた大動脈瘤治療法の開発、再生医療技術を用いた心臓血管外科手術材料の開発など)について概説する。

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第21回産学連携フォーラム

開催日時

平成28年10月21日(金)17:00〜18:30

場 所

福岡歯科大学口腔医療センター(博多駅前)会議室

演 題

小児領域の難病治療における歯髄幹細胞療法の可能性

講 師

九州大学大学院医学研究院小児外科学
九州大学大学院歯学研究院分子口腔解剖学、小児歯科学
田口 智章 先生(蛛@佑典先生、吉丸耕一朗先生、松浦俊治先生、山座孝義先生、山座治義先生、野中和明先生との共同研究)

抄 録

 平成27年から厚生労働省特定疾患(難病)および小児慢性特定疾患(小慢)の制度が見直され適応疾患の範囲が広げられ医療費の問題は少し進歩したが、難病は根治的治療が開発されない限り病気は治癒せずQOLが不良である。
 難病治療に可能性を期待されているのが幹細胞である。我々はヒト脱落乳歯幹細胞(SHED)に注目し新規治療の開発を行っているので一部紹介する。
 先天性代謝異常症のうち肝臓でつくられるたんぱく質の欠損が原因のものや血友病などの凝固異常も肝移植により治癒することが知られている。この酵素や凝固因子を供給可能な肝細胞または小さな肝臓があれば移植に代わる治療となる。また急性肝不全の自己肝が再生するまでのrescue治療としても期待される。現在、肝細胞治療やミニ肝臓移植を前提とした動物実験を進めている。
 また腸管の神経節細胞僅少症による蠕動不全にもSHED細胞治療が有効であるのであわせて紹介する。

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第20回産学連携フォーラム

開催日時

平成28年3月17日(木)19:00〜20:00

場 所

株式会社モリタ大阪本社第1ビル6階会議室

演 題

歯髄細胞移植が脊髄損傷ラットの運動機能回復に及ぼす影響とFGF-2の効果

講 師

岐阜薬科大学 生命機能解析学大講座 分子生物学研究室座 教授
福光 秀文 先生

抄 録

 脊髄組織は損傷すると、機能的な再生はほとんど見込めない。脊髄軸索再生が起こりにくい理由の1つに損傷局所での神経栄養因子の供給不足が考えられており、我々はその神経栄養因子の供給という観点から脊髄損傷治療法開発を進めてきた。その一連の研究の中で、塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)を脊髄組織に注入すると、脊髄実質由来の特殊な間質細胞が増え、この細胞が神経軸索の伸長を促進、足場として機能することで再生を促すことを見出した。
 また、この細胞に類似の性質を摘出可能な組織の中から探索中に、歯髄細胞を FGF-2 で処理すると、上記の脊髄由来細胞と類似の遺伝子を発現することを見出し、現在の歯髄細胞の脊髄損傷への非臨床研究に結びついている。本講演では、これまでに得られた知見について周辺情報を含めてお話ししたい

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第19回産学連携フォーラム

開催日時

平成27年3月25日(月)18:00〜19:40

場 所

三宮コンベンションセンター 会議室502

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講演会

第19回は一般公開しませんので、ご了承下さい。

第18回産学連携フォーラム

開催日時

平成26年10月21日(火)17:30〜19:00

場 所

日本大学歯学部4号館3階の第3講堂

演 題

歯科医学・歯科医療から再生医療実現を考える

講 師

鶴見大学歯学部口腔内科学講座 教授
里村 一人 先生

抄 録

 安全で確実な再生医療を実現するためには、安定した幹細胞の供給源を確保することが重要であり、これまでにES細胞、胎児幹細胞、成体幹細胞ならびにiPS細胞がその候補となっている。しかしながら、倫理的問題や採取時の外科的侵襲、細胞の安定性や免疫学的拒絶反応などの生物学的制約、さらには緊急治療への対応の困難さなどが指摘され、いずれの幹細胞も一長一短で、再生医療実現のためには、「可及的低侵襲」、「安全」、「取扱い容易」で「医療経済的負担の少ない」理想的な幹細胞源の確保が依然きわめて重大な問題であり続けている。
 本講演では、再生医療実現のための幹細胞の確保という問題に焦点を当て、われわれの戦略、研究経過および今後の課題について紹介させていただきながら、歯科医学あるいは歯科医療が全身のさまざまな臓器、組織の再生にいかに貢献できるかというテーマについて論じてみたい。

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第17回産学連携フォーラム

開催日時

平成26年3月3日(月)19:00〜

場 所

京都ガーデンパレス 小宴会場「橘」

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次 第

*講演会はクローズドですので、会員紹介による事前申し込みが必要になります。
19:00〜19:40 講演会
19:40〜21:30 懇親会(討論含む)

講 師

澤 芳樹 先生
大阪大学大学院医学系研究科
外科学講座心臓血管外科学教授

演 題

再生医療のいま

抄 録

  日本再生医療学会は、「革新的医療として再生医療を国民に安全に有効に迅速に届ける」ことを理念に設立された。その設立理念に基づき、再生医療研究ならびにその臨床応用を強力に推進するとともに、臨床開発における隘路、とくに薬事規制等における開発側からみた課題を検討し、その積極的解決方法を模索し実行していくべきと考え、本学会に再生医療戦略推進委員会が設置され、YOKOHAMA宣言を発信し行政と一体となって規制改革に取り組んできた。その成果として、政府・規制当局により再生医療の迅速な発展に寄与すべく対応がなされ、再生医療推進法、薬事法改正、再生医療新法の3法が制定された。
  今後も、iPS 細胞や細胞シート技術など世界最先端の日本の再生医療技術を、世界中の難病で苦しむ人々に安全に有効に迅速に届けるため、行政や産業界と一体となって、グローバル化や国際医療貢献の面からも活動していく事が重要と考える。

第16回産学連携フォーラム

開催日時

平成25年12月6日(金)17:30〜19:00

場 所

日本大学歯学部4号館3階の第3講堂

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講 師

講師:名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部・感覚器外科学
顎顔面外科学/咀嚼障害制御学 准教授
山本 朗仁 先生

演 題

幹細胞由来の組織再生因子による次世代再生医療の開発

抄 録

 幹細胞移植による再生医療は、様々な難治性疾患に治療効果を発揮すると期待されています。しかしながら、移植細胞の生着率は低く、治療効果の多くは幹細胞が分泌する様々な再生因子によることが明らかになってきました。再生因子の実体が明らかになれば、細胞移植を伴わない次世代再生医療の開発が可能になるかもしれません。
 私どもはヒト骨髄間葉系幹細胞、脂肪幹細胞、歯髄幹細胞の無血清培養上清(CM)の組織再生効果や構成因子に注目してきました。特に歯髄幹細胞CMをラット脊髄損傷モデルや劇症性肝炎モデルに投与すると、他の幹細胞CMには見られない驚異的な組織再生効果を発揮することを見出しました。歯髄幹細胞CMはミクログリア、マクロファージ、クッパー細胞などの自然免疫担当細胞を抗炎症・組織修復タイプへと形質転換し、損傷後の組織破壊的な炎症環境を修復・再生環境へと導き治癒を促進します。本シンポジウムではこれらの研究成果とともに「歯髄幹細胞CMに含有される再生因子の実体解明に関する取り組み」や「臨床応用への道筋」について議論します。

第15回産学連携フォーラム

開催日時

平成25年3月22日(金)16:30〜18:00

場 所

神奈川歯科大学付属横浜研修センター 6F教室

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講 師

独立行政法人物質・材料研究機構 生体機能材料ユニット
MANA研究者
田口哲志 先生

演 題

再生医療へ向けた細胞間/組織間接着剤の開発

抄 録

細胞凝集塊(スフェロイド)中の細胞は、細胞-細胞間が接着タンパク質を介して接合することにより、細胞間コミュニケーションが行われ、細胞分化等の生理的機能が向上することが知られている。
そのため、近年、スフェロイドの再生医療への応用が期待され、スフェロイドを形成するための技術や材料が盛んに研究されている。
これまでに報告されているスフェロイド形成技術には、疑似微小重力環境での培養法や細胞の接着・非接着を制御した表面加工材料上での培養法などが知られているが、細胞接着剤によるスフェロイドの形成・機能についてはほとんど研究されていない。
今回は、膵臓β細胞および肝細胞に細胞接着剤を添加することによる、スフェロイド形成への影響および得られるスフェロイドの機能について評価した結果を紹介する。
さらに、細胞接着剤と水溶性架橋剤を組み合わせることにより調製した細胞・組織浸透性接着剤についても触れる。

第14回産学連携フォーラム

開催日時

平成24年12月25日(火)14:00〜17:30

場 所

日本大学歯学部4号館地下1階セミナー室

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講演会

第14回は一般公開しませんので、ご了承下さい。

第13回産学連携フォーラム

開催日時

平成24年6月11日(月)17:00〜18:30

場 所

神奈川歯科大学付属横浜研修センター 7階大会議室

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講 師

鶴見大学歯学部病理学講座
教 授  斎藤 一郎 先生

演 題

抗加齢(Anti-Aging)医学の最前線

抄 録

 少子高齢化が進み2050年には国民の約3割が高齢者となる超高齢社会に突入することや齲蝕、歯周病の罹患率の減少傾向から従来型の歯科医療の転換が迫られている。
 「健康と若さを保ちながら年を重ねることを可能にする医学」として抗加齢(アンチエイジング)医学の普及が求められており、これは単に寿命を延ばすだけでなく、老化による心身の衰えを防ぎ、生活の質(QOL)を高く保ちながら社会的な生産性を維持する事を目的とした医療である。抗加齢医学に基づく健康増進のための指導や療法は、厚生労働省が掲げる「健康日本21」を実現させるための新たな予防法としての具体的な取り組みでもあり、このことから歯科領域においても学術的な検証結果(EBM)に基づいた抗加齢医学の実践が望まれている。
現在の医学・歯学は臓器別や診療科に細分化され特化することで発展してきた。しかしながら、新たな領域である抗加齢医学の実践には体全体を視野に入れ、脳、骨、目、肌、筋肉、血管、口腔などから思考に至るまでの横断的な対応が不可欠であることから、最新の医療全般を包括した総合的な理解が求められている。更に近年の科学技術の発達に伴い、老化や寿命を制御するメカニズムの解明が飛躍的に進み、これらの研究成果が再生医療や抗加齢医療に取り入れられている。
 本講演では抗加齢医学の現状と現在の取り組みについて概説する。

第12回産学連携フォーラム

開催日時

平成23年12月20日(火)15:30〜

場 所

日本大学歯学部(地図

プログラム

15:30〜17:00
総 会:日本大学歯学部2号館(病院)1階 第一会議室

17:30〜19:00
講演会:日本大学歯学部4号館3階 第3講堂

講師:畠 賢一郎 先生
(株)ジャパン・ティッシュエンジニアリング 取締役 研究開発部長
「自家細胞を用いた再生医療を産業とするための挑戦
−自家培養表皮の事業化経験を通じて見えたもの−」
 (抄録

19:30〜21:30
懇親会

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講演抄録

自家細胞を用いた再生医療を産業とするための挑戦
 −自家培養表皮の事業化経験を通じて見えたもの−

畠 賢一郎 先生
(株)ジャパン・ティッシュエンジニアリング 取締役 研究開発部長

 再生医療の名のもと、毎日のように生きた細胞による治療や研究の話題が報道されています。皮膚や軟骨、骨、角膜などはすでに治療に使うことのできるレベルの細胞培養が可能となりました。究極的な万能細胞であるiPS細胞もその一環として登場しました。夢の細胞が不治の病に冒されている人々の期待を高めています。
 一方、こうした再生医療の研究成果が日常の医療にもたらしたものは何なのでしょうか。2007年にわれわれは、患者さん自身の細胞を使った培養表皮の重症熱傷治療に限った製造販売承認を得ることができました。しかし、それ以後、わが国ではこうした承認を得たものはありません。
 本講演では、われわれの経験した自家細胞製品を提供する活動についてお話しするとともに、それから見える再生医療産業化の姿、課題について考えてみたいと思っています。歯科領域において、同様な活動をお考えの方のご参考になれば幸いです。

第11回産学連携フォーラム

開催日時

平成23年2月28日(月)

場 所

日本大学歯学部4号館3F 第3講堂

内 容

講演会等
17:00〜18:30 講演会

講 師

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 口腔病理学分野
教 授 山口 朗 先生

演 題

オステオネットワークの維持と破綻:骨再生の分子基盤を中心として

抄 録

近年、骨組織は種々のホルモンの標的組織であるだけではなく、骨外臓器・組織を制御する内分泌器官の一つであることが示され、従来の概念で骨格を統合的に理解することが困難な状況になっている。そのため、我々は骨内外の緊密なコミュニケーションを担っている細胞・分子群の相互連関を「オステオネットワーク」という概念で捉えことを提唱している(最新医学 63: 2155-2163, 2008)。
顎顔面領域には、骨系統疾患、炎症性骨疾患、代謝性骨疾患、腫瘍性骨疾患などの種々の骨疾患が発症し、これらの疾患の治療には骨再生が密接に関連している。そのため、我々はオステオネットワークの概念を導入して、骨再生の分子基盤を解析し、優れた骨再生療法の開発を目指して研究を進めている。
本講演では、初めに「オステオネットワークの維持機構」を概説し、次いで「オステオネットワークの破綻機構」という観点から骨再生を考え、我々の研究を紹介したい。

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新潟大学大学院医歯学総合研究科硬組織形態学分野気付
歯科再生医療産学連携会議(歯科再生会議)事務局 大島勇人
電話025-227-2812
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第10回産学連携フォーラム

開催日

平成22年 11月30日(火)

場 所

日本大学歯学部 1号館4階 大講堂
日本大学歯学部1号館

内 容

講演会等
17:00〜18:30 講演会(会場の都合があるので、事前申し込みをお願いします。連絡先:大島勇人histoman@dent.niigata-u.ac.jp)

講 師

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 歯科矯正学分野
教授 山城 隆 先生

演 題

糖鎖修飾からみたう蝕の再生治療の可能性 −むし歯は塗って治す−

抄 録

 歯を含めた器官の形成機構の解明は、その形成に関わる遺伝子の特定と、その機能解析によって大きな飛躍を遂げてきました。
近年、限られた遺伝子から生物の多様性と複雑な器官形成を可能にするものとして、糖鎖の役割が注目されています。糖鎖修飾は、細胞、臓器、固体などに多様性を生じさせ、ゲノム情報では推定できない多くの機能を得るために重要な役割を果たします。特に、細胞表面のへパラン硫酸の硫酸基の修飾は、細胞表面や基底膜に存在するへパラン硫酸とシグナル分子であるリガンドとの親和性を変化させ、Wnt等のシグナル伝達を修飾することが明らかにされています。
 我々の研究グループは、象牙芽細胞の分化におけるWntシグナルの役割について検討してきました。そして、歯の発生におけるWntシグナルの制御において、へパラン硫酸の硫酸基の修飾について注目しました。その結果、へパラン硫酸の硫酸基の状態が象牙芽細胞の分化によって変化すること、6-O-硫酸基を選択的に取り除くスルファターゼ遺伝子のヌル変異動物の象牙質の形成が著しく阻害されることを見出しました。さらに、へパラン硫酸の硫酸基を可逆的に分解する化合物が、象牙芽細胞株においてWntシグナルを介してDsppの発現を活性化させることも明らかにしています。
 ”むし歯を塗って治す”は歯の再生医療の一つの目標です。今回の我々の研究成果は、糖鎖修飾によって歯髄から象牙芽細胞への分化を効率よく誘導し、二次象牙質を効率よく部位特異的に誘導する象牙質の再生治療の基盤となる可能性を秘めております。現在ラットにおいて、本研究で用いた化合物を窩洞に塗布することにより、その下で二次象牙質が誘導誘導されることを確認しています。
 

第9回産学連携フォーラム

開催日

平成22年 3月17日(水)

場 所

ホテルサンルート広島15階トラットリア「ヴィアーレ」
ホテルサンルート広島

内 容

講演会等
17:00〜18:30 講演会(会場の都合があるので、事前申し込みをお願いします。連絡先:大島勇人histoman@dent.niigata-u.ac.jp)

講 師

加藤 幸夫 先生
広島大学 医歯薬学総合研究科 創生医科学専攻 探索医科学講座(口腔生化学)教授

演 題

歯科治療に幹細胞をどのように役立てるか?(各種幹細胞と無血清培地)

抄 録

 歯周病と口蓋裂の治療や顎骨再建のために、幹細胞による治療が望まれている。また最近は齒を組織工学でつくる試みもある。しかしさまざまな幹細胞に は長所短所があり、使い分けが必要である。
  胚性幹細胞(ES細胞)やiPS細胞は高レベルの自己複製能と可塑性(多分化能)をもつものの癌リスクが高い。一方MSCなど成体幹細胞は癌リスクは低い ものの自己複製能や可塑性が低い。したがってES/iPS細胞については癌化リスクが、成体幹細胞については自己複製能と分化能の強化がもっとも重要な課 題である。
 ヒトMSCの増殖能や分化能は培養中に低下しやすく、それが治療効果を損なうので、我々はMSCの増殖と分化能を亢進させる培養方法を開発した。本講演 では、我々の無血清培地STKシリーズが、従来培地よりもMSCの増殖と分化(骨、軟骨、脂肪)を顕著に促進することを紹介する。また各組織(骨髄、脂 肪、滑膜など)から分離したMSCの特徴や、再生医療事業におけるES細胞、iPS細胞、MSCなどの将来性についても報告する。

第8回産学連携フォーラム

開催日

平成21年12月15日(火)

場 所

日本大学歯学部 1号館4階 大講堂
日本大学歯学部1号館

内 容

講演会等
17:00〜18:30 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

講 師

福本 敏 先生
東北大学 大学院歯学研究科 小児発達歯科学分野 教授

演 題

iPS 細胞から歯の再生への挑戦

抄 録

 近年の再生医学の進歩により、iPS細胞のように多分化能を有する細胞の作成が可能となってきた。これら細胞を用いて、様々な組織細胞に分化させることが可能となってきたが、歯に代表されるような複数の組織の細胞が相互作用を示しながら発生する器官の再生には至っていない。また、歯髄の中には神経細胞、骨芽細 胞、脂肪細胞に分化可能な歯髄幹細胞の存在が明らかとなっており、歯を中心とした再生医療が着目されてきている。そこで、我々はiPS細胞から歯の上皮細胞に相当するエナメル芽細胞の分化誘導法を考 案し、また完全に分化した歯髄細胞から多分化能を有する歯髄幹細胞の作成に成功した。これらの手法は、遺伝子導入を用いない方法であり、その安全性の面から歯以外の唾液腺、肺、腎臓などの器官 形成にも応用可能な技術と考えられる。これら上皮および間葉細胞を相互作用させることで、人工的な歯の作成に貢献できるものと考 えられる。

第7回産学連携フォーラム

開催日

平成21年 3月 4日(水)

場 所

日本大学歯学部 4号館3F、第3講堂
日本大学歯学部1号館

内 容

講演会等
16:30〜18:00 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

講 師

村上 伸也 先生
大阪大学 大学院歯学研究科 口腔分子免疫制御学講座 歯周病分子病態学・歯周病診断制御学 教授

演 題

塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)を用いた歯周組織再生療法

抄 録

 GTR法やエナメルマトリクスタンパクを用いた歯周組織再生療法がすでに臨床応用されて、一定の成果を挙げている。近年これらに加えて、サイトカインを歯周外科時に歯周組織欠損部へ投与することで同部の歯周組織再生を図る試みが注目を集めている。米国で販売が開始されたGEM-21Sは、血小板由来増殖因子(PDGF-BB)とβ-TCPを用いた歯周組織再生誘導用deviceであり、サイトカインを応用した一例といえる。  我々の研究室では、FGF-2を歯周外科時に歯槽骨欠損部に局所投与することにより、歯周病により失われた歯周組織の再生を人為的に誘導・促進する、次世代の歯周組織再生療法の開発に取り組んできた。既に第II相臨床治験が終了し、現在第III相臨床治験において、FGF-2の有効性と安全性が検討されている。  今回の講演では、FGF-2を用いた歯周組織再生療法の開発の現状と将来展望についてお話しさせていただく予定である。

第6回産学連携フォーラム

開催日

平成20年12月18日(金)

場 所

日本大学歯学部 大講堂1号館4階
日本大学歯学部1号館

内 容

講演会,シーズ提供等
16:30〜18:00 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

講 師

石川 烈 先生
東京女子医科大学先端生命医科学研究所 客員教授

演 題

細胞シート工学を用いた歯周組織の再生治療

抄 録

 人々が生涯自分の歯で過ごせることが歯科医療の究極の目的であろう。我が国では歯周病により多くの歯を失っているのが現実である。歯周領域における再生治療は医科の他分野と比較しても遜色のない進歩をとげている。1980年代に北欧の歯周病研究者によりGTR法が考案された。これは再生させる空間を確立した第一世代といえる。ついで歯周治療にPRP, EMDを含めた成長因子が用いられはじめ、現在も次々と開発されつつある。この段階は再生治療の第二世代とも言える。確立した再生空間にこれらの因子を用いて必要な細胞を誘導させることを目的としている。私共は必要な細胞を直接その空間に適用することを目的として細胞シート工学を用いて再生を試みている。智歯などから得た歯根膜細胞を温度応答性培養皿より歯根膜細胞シートを作り、操作することにより歯周組織の再生をおこし動物実験で好成績を得ている、いわば再生の第三世代の方式と考えている。これらの詳細について紹介したい。

第5回産学連携フォーラム

開催日

平成20年 3月14日(金)

場 所

名古屋国際会議場第4会場(1号館4階 レセプションホール東)
第7回日本再生医療学会総会

内 容

講演会
18:00〜19:30 講演会(今回は非公開ですので会員だけが参加出来ます)

講 師

園山 亘 先生
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 顎口腔機能制御学分野
岡山大学医学部・歯学部附属病院 補綴科(クラウンブリッジ)

演 題

口腔組織の再生医療へ向けたアプローチ

抄 録

 近年,患者はより自然で,より体に優しい医療を求めるようになってきている.歯科においても,従来は,組織の欠損が生じた場合,材料機械的に修復・補綴処置が行われてきたが,患者の健康観の変化にともない,可能であれば自らの組織や細胞による機能的・審美的回復が求められるようになった.
 なかでも歯の再生医療は究極の歯科医療とも言われ,多くの基礎的検討が行われるようになっている.歯の再生へのアプローチとして,歯全体を再生する手法が取られ,齧歯類では大きな成果を上げている.しかし,ヒトへ臨床応用できるだけの大きさの再生歯を得ること,欠損部位に対応した歯冠形態に制御することはいまだに解決されていない課題である.そこで我々は,すでにヒトにおいて同定されている組織幹細胞(象牙質・歯随複合体を形成する細胞群,セメント質・歯根膜複合体を形成する細胞群)を用いて,組織工学的手法と組み合わせることで歯根を再生するアプローチを取った.
 本講演では,これらの組織幹細胞と組織工学的手法,歯科補綴学的アプローチを組み合わせて,ミニブタモデルで機能的な歯の再生を試みた結果を紹介する.また,我々が進めている,ヒトでの再生医療へ応用可能な細胞ソースの検討,生体の細胞に生物学的に働きかけ骨や象牙質形成を促進する手法の検討結果などを併せて紹介する予定である.

第4回産学連携フォーラム

開催日

平成19年11月27日(火)

場 所

東京大学医科学研究所 アムジェンホール大会議室
東京大学医科学研究所アクセス
東京大学医科学研究所白金台アクセスマップ

内 容

講演会,シーズ提供等
13:00〜14:30 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

参加費

無料

講 師

辻  孝 先生
(東京理科大院・基礎工・生物工、東京理科大・学術フロンティア再生工学研究センター)

演 題

臓器置換再生医療を目指した「歯の再生」

抄 録

 21世紀型の医療システムである再生医療は、「幹細胞」を損傷部位へ移植し、組織や器官の機能を修復する細胞移入療法として臨床応用化に近づきつつある。さらに次世代再生医療として、疾患や傷害を受けた臓器や器官を、生体外で人工的に作製した器官と置換する「臓器置換再生医療」を目指した基盤技術開発が期待されている。
 私たちは、細胞操作により単一化細胞から器官原基を再構成し、生体内で器官発生させることを戦略として、歯をモデルに研究を進めている。歯は、胎児期の上皮・間葉相互作用によって誘導された歯胚から発生し、歯や歯周組織を構成する複数種の細胞や硬組織、神経、血管などが高度に組織化された器官である。そのため「歯の再生」に向けた基盤技術と臨床応用化の研究は、臓器置換再生医療のモデルケースとして理想的であると考えられている。
 最近、私たちは、単一化細胞から細胞操作により器官原基を再構築するための「器官原基法」を開発し、正常な構造を有した再生歯を高頻度で発生させることを可能にした。さらにこの再構成歯胚を成体マウス抜歯窩へ移植すると、神経を有した正常な再生歯が初期発生することから、人工的な歯胚移植による歯科再生医療は実現可能性を有すると考えられる。本講演では、器官原基法を中心とした私たちの研究成果を紹介すると共に、歯科再生医療の可能性について考察したい。

 略歴:新潟大学大学院理学研究科、九州大学大学院理学研究科博士後期課程を満期退学。山之内製薬(当時)研究員(昭和61〜平成元年)、学術振興会特別研究員(DC)、日本たばこ産業(株)医薬探索研究所主任研究員(平成6〜13年)を経て、平成13年より東京理科大学基礎工学部、助教授。平成19年より教授。博士(理学)。最近は、臓器・器官置換再生医療の実現に向けて、生物学的な観点から基盤技術開発を進めている。また、「成人T細胞白血病の発症メカニズム解明」や、大学・民間企業と共同で「糖タンパク質工学」の寄附研究部門を本年から開設するなど、幅広い研究を進めている。

第3回産学連携フォーラム

開催日

平成19年 1月23日(火)

場 所

東京大学医科学研究所 アムジェンホール大会議室
東京大学医科学研究所アクセス
東京大学医科学研究所白金台アクセスマップ

内 容

講演会,シーズ提供等
13:00〜14:30 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

参加費

無料

講 師

春日井 昇平 先生
(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 インプラント・口腔再生医学分野)

演 題

歯科インプラント治療に必要とされる骨再生法

抄 録

 歯科インプラント(以下インプラント)治療は確実な治療法となっており、インプラント治療を希望する患者数は増加している。しかし、インプラントを埋入する部位に充分な骨が存在しない場合の治療は難しい。骨造成法として自家骨移植がゴールドスタンダードであるが、採取できる骨の量に限界があり、骨採取部位への侵襲が問題となる。様々な骨補填材が登場しているが、現在の骨補填材は自家骨の完全な代用とはならない。臨床においてはGBR法、仮骨延長法が用いられており、また近年では、Platelet-rich PlasmaやBMPの応用、さらに骨系の細胞を用いた組織工学的な骨再生法も報告されている。本講演では、我々が現在おこなっている骨再生法に関する研究結果を交えて、現在おこなわれている骨再生法についてオーバーヴューし、インプラント治療に必要とされる骨再生法についての私の考えを述べたい。

第2回産学連携フォーラム

開催日

平成18年 7月10日(月)

場 所

東京大学医科学研究所 アムジェンホール
東京大学医科学研究所アクセス
東京大学医科学研究所白金台アクセスマップ

内 容

講演会,シーズ提供等
13:00〜14:30 講演会(公開ですのでどなたでも参加出来ます)

参加費

無料

講 師

河口 浩之 先生
(広島大学大学院医歯薬学総合研究科先進医療開発科学講座歯周病態学分野)

演 題

最近の歯科治療における再生医療-歯周病への細胞移植治療-

抄 録

歯科領域での外科的治療の特徴として,@術後処置部位を無菌的に保つことが困難,A術後に歯・歯周組織を安静にすることが困難,B患者の審美的要求が強いなどがあげられる.このようなことから,術後できるだけ短期間に障害組織を再生できる治療法の開発は特に重要である.歯周病治療においても,破壊された歯周組織を再生させることは究極の目標であるが,多様な歯周組織欠損に対応できる歯周病の再生療法は確立されていない。そこで,多分化能を有する骨髄間葉系幹細胞を歯周組織再生に応用することを考えた.その基礎研究や動物実験で,骨髄間葉系幹細胞を未分化の状態で歯周組織欠損部に移植すると歯周組織再生が促進されるという結果が得られたため,学内の倫理委員会の承認後,臨床研究を開始した.
本講演では,「自家間葉系幹細胞移植法を用いた歯周組織再生治療」の基礎研究の結果と臨床研究のシステムの詳細,現状について紹介する.

第1回産学連携フォーラム

開催日

12月19日(月)

内 容

講演会,シーズ提供,規約・予算案の承認等