WHO口腔保健協力センター Japanese English
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生活習慣病が死因トップに
WHO世界統計は193加盟国における幼児・成人の死亡率、各疾病の罹患率、喫煙や飲酒などリスク因子の分布、ヘルスケアへのアクセスやヘルスケア従事者数、ヘルスケアの予算などのヘルスに関する73項目の情報が掲載されており、世界のヘルスに関する最新情報を提供しています。
WHO保健情報統計局長のTies Boerma博士によれば、「HIV/AIDS・結核・マラリアなどの感染症による死亡者数は世界的に減少傾向にあり、今後は心臓病や脳卒中などの生活習慣病が死因の大きなウエイトを占めるようになりその対策が重要である」と警告しています。
また統計では、高い妊産婦死亡率、平均寿命の伸び悩み、貧窮者へのヘルスケア、妊産婦・新生児・乳幼児に対する医療が重要な課題として取りあげられており、世界的な規模での対策が必要とされます。
WHOでは口腔保健を生活習慣病の1つとして位置づけており、グローバルオーラルヘルスプロモーションを実践する上で口腔保健を様々な生活習慣病対策プログラムに融合させています。