第60回WHO年次総会 (2007/05/14〜)
第60回WHO年次総会
2007年5月にWHO政策決定最高会議である第60回WHO年次総会が開催され、25年振りに口腔疾患が議題に推挙されました。これは加盟国の口腔保健の重要性に対する理解とWHO理事国である日本の強い支持により実現し、WHO国際口腔保健部が提唱する「グロ−バルオ−ラルヘルスプロモ−ション」の実践を強固に推進する機会となりました。
総会では加盟国の代表者から自国の口腔疾患の現状とそれに対する課題や取り組みが報告され、同時に、決議案への基本的な賛同とともにWHO国際口腔保健部の政策への支持と活動への期待が表明されました。歯科界からも国際歯科研究学会（IADR）と国際歯科連盟（FDI）の代表が総会にて本決議案への全面支持を表明し、WHOとの協力関係を確認しました。
決議された内容は、口腔保健に対するWHOの基本的見解として位置づけられ、今後の口腔保健政策立案に反映されます。
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